
『和菓子がある暮らし』
こんにちは。和菓子ライフプロデューサー、コミュニケーションデザイナーの梅の実です。京王線の沿線情報誌「ivory(あいぼりー)」にて和菓子のコラムとイラストを担当しています。
「ivory」は、京王線各駅で無料で配布されています。(153の配布期間は1月16日~)
「和菓子がある暮らし」では、京王沿線の和菓子屋さんを自ら取材し、限られたスペースのなかに和菓子の魅力をぎゅっと詰め込み、心をこめて紹介しています。
梅香る、春を待つ願いを包んだ菓子
154号では、調布の「千代富 清風堂」さんの「五宿天神 梅むらさき」をご紹介しています。
学問の神様としても知られる菅原道真公をお祀りする、調布の鎮守さま「布多天神社」。
2月中旬頃になると、境内には紅白の梅が咲き誇ります。
その梅にちなんだお菓子が、千代富 清風堂さんの看板商品「五宿天神 梅むらさき」。
お菓子の名前は、布多天神社の宮司さまからいただいたのだそうです。
種を抜いた蜜漬けの青梅を、まるごと求肥と白餡で包み、最後に紫蘇の葉でくるんでいます。
梅の意匠が施された包みを開けると、ふわり。紫蘇と梅の、さわやかな香りが広がります。
ひと口味わえば、梅のほどよい酸味と、蜜漬けにした梅の芳醇な味わい。
求肥と白餡のやさしい甘さと重なり、後味はすっきり。
甘いものがあまり得意でない方にも、さっぱりと楽しんでいただけそうなお菓子です。
勉強や仕事の合間の気分転換にもぴったり。
「学問の神様」にちなみ、受験生への差し入れにもおすすめです。
梅の花を眺めながらのお参りに、ぜひ立ち寄ってみてください。ちなみに、ひな祭りの頃には、菱餅やお赤飯も並びます。
季節や地域を感じ、楽しめるのも、和菓子屋さんを訪ねる楽しみのひとつです。
毎日が和菓子日和🍡








