こんにちは。 和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。
『美しい茜色に染まった氷山』
今回は「虎屋菓寮」さんの季節のかき氷「梅氷 露茜(うめごおり つゆあかね)」を紹介します。
虎屋菓寮さんとは
「虎屋菓寮」さんは、主に「とらや」さんの直営の店舗に併設されている虎屋さんの甘味処で、あんみつ、おしるこ、くずきり、などの甘味のほか「とらや」さんで販売されている季節の上生菓子、お茶、ランチタイムにはお食事などを味わうことができます。
静かなゆったりとした空間で、美味しい和菓子を味わってみたい。そんなときにおすすめのお店です。(私自身も一人で訪問することが多いですが、一人でいらしているお客様も多いです)
露茜って?
ウメとスモモを交配したウメの新品種です。全国でも限られた地域でしか栽培されていない希少品種で、実の中まできれいな紅色になり、完熟するとフルーティーな香りが漂います
とらやさんのホームページ「露茜」の説明より
「梅氷 露茜」が運ばれてきた。まっしろなかき氷。「露茜」のシロップをかけて、いただきます!
虎屋菓寮さん の「梅氷 露茜(季節のかき氷)」
外観は?
- 真っ白で、正面からみるとほぼ正三角形。きれいな円錐型の氷山のようなかき氷
- 「露茜」のシロップは別の器に入れられている(きれいな茜色)
中身は?
- 白小豆の白小倉餡(小倉餡と白小倉餡のどちらかを選べる)
味わいひとことメモ
- 「露茜」のシロップをかき氷にかけると、少し薄い茜色に見える。ちょうど朝日や夕日が、雪山(氷山)を照らし、茜色に染まった時の風景のようだった
- 氷はシャリシャリとしていて、つぶが大きめ
- 「露茜」の甘酸っぱさが、体にすーーーっと染み入る(梅、スモモのよいところが凝縮した濃厚な香りと味)
- こおりのなかに入っている白小倉餡と、冷たい氷、「露茜」のシロップがまざり、とってもみずみずしい
季節は?
- 夏 (2019年は7月1日~31日) *虎屋菓寮全店(TORAYA AOYAMAでは販売なし)
- 実に味わった時期:7月 虎屋菓寮さん 東京ミッドタウン店にて
とても美味しくいただきました。
虎屋菓寮 さんの甘味を五感で味わってみませんか
虎屋菓寮さん(とらやさん)のこと
- 創業:「とらや」さんは、室町時代後期に京都で創業。1869年に東京に進出しました。
- 梅の実のひとこと紹介:500年以上も和菓子をつくりつづけている老舗。概ね2週間おきに季節の和菓子を入れ替えており、過去の菓子見本帳や新作のなかから選ばれています。一度時期を逃すと次はいつ出会えるかわかりません。まさに一期一会。赤坂本店は檜を使用して作られており、檜のよい香りが漂っています。3階の御用場では、窓の外から、職人さんが和菓子をつくる姿を拝見することができます。虎屋菓寮は、直営の一部店舗に併設されています。
- おすすめ:季節の生菓子のセット、季節の甘味
- お店の場所(本店):東京都港区赤坂4-9-22
- 最寄り駅(本店):赤坂見附駅(徒歩7分)
Please look at this page picture of Japanese sweets, “TSUYU-AKANE Plum Shaved Ice”. Shaved ice topped with syrup made from a rare plum variety called “TSUYU-AKANE”. This “WAGASHI” was made by the “WAGASHI” shop “TORAYA-SARYO” .
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