
『和菓子の競演、Trilogy(三部作)』
こんにちは。和菓子ライフプロデューサーの梅の実です。
今日は、島根・松江の「彩雲堂」さんの2023年バレンタインデーの新作「特製上生菓子 Trilogy」をご紹介します。
「彩雲堂」さんの『特製上生菓子 Trilogy』
どんな御菓子?
- 「彩雲堂」さんの「六代目・社長」の山口周平さん、「現代の名工」の大江克之さん、「選・和菓子職」の上野智賀さんの御三方がバレンタインデーのために力を合わせてつくった逸品
- 「Trilogy」とは「三部作」という意味で、それぞれの御菓子に「幻想曲(ファンタジア)」、「狂詩曲(ラプソディ)、「夜想曲(ノクターン)」という銘がつけられており、まさに味わいを奏でる三部作のハーモニーを感じられます
- 洋の素材と和の素材を組み合わせてつくっており、うっとりするような見た目、良い香りと食感など、五感で愉しめる御菓子
味わいひとことメモ
1.幻想曲(ファンタジア)

- ぷにぷにした求肥
- とろりとした、風味豊かで贅沢なピスタチオ餡と、噛み応えのあるピスタチオの実(スーパーグリーンと呼ばれる若い実だけを使っているそうです)
- アクセントにカカオニブ
- 色々な食感がたのしく、うっとりする味わい御菓子
2.狂詩曲(ラプソディ)

- ジュエリーみたいな美しい赤いハートの御菓子
- 甘酸っぱい苺の煉り切りの中は、もちっとしたホワイトチョコレート餡
- 表面の美しい艶は、寒天を二度掛けしているそうです
3.夜想曲(ノクターン)

- ビターなチョコレートのそぼろ餡の中に、カスタード風味の黄味餡
ペアリング
- 深煎りのコーヒー、紅茶(アッサム)、赤ワイン
季節は?
- 2023年の新作限定菓子
- 2月上旬からバレンタインデーまで(松屋銀座)
- 年により販売状況が異なる場合があります
実際に味わった時期
- 2023年2月
とても美味しくいただきました。
彩雲堂 さんの季節の和菓子を五感で味わってみませんか
御菓子司 彩雲堂さんのこと
創業:明治7年(1874年)創業
梅の実のひとこと紹介: 島根県内を中心に直営店と販売店を構えている。伝統を受け継いだ御菓子や状生菓子のほか、新しい感覚の御菓子づくりもおこなっている。
おすすめ銘菓:代表銘菓は「若草」。不昧公(松江藩の七代藩主・松平治郷公)が茶席で詠んだ歌にちなんで命名された菓子で、苦心の末、復刻したと言われているそう。季節の上生菓子のほか、催事等限定の「ウキシマサラ」「エスプレッソ羊羹」など新しい感覚の御菓子もおすすめ!
彩雲堂さんの和菓子を買える場所:彩雲堂さんの各店舗、オンラインショップのほか、一部百貨店や販売店などで定期/不定期/曜日限定/期間限定などでお取扱いがあります。(上生菓子は、原則として彩雲堂さんの直営店のみの販売)
お店の場所(本店):島根県松江市天神町124
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