2020-04-20

長野・松本 飯田屋飴店さん | 福飴

毎日が和菓子日和 | 飯田屋 | 福飴
飯田屋飴店 /福飴

『食感と美しさに感動、飯田屋飴店 さんのつくる飴!』

こんにちは。「毎日が和菓子日和」の和菓子ライフナビゲーター、デザイナーの梅の実です。

今回は、長野・松本「飯田屋飴店」さんの「福飴」を紹介します。

福飴」は信州を代表する、縁起のよい飴の総称です。 長野(特に中信地区)では、“敵に塩を送る”という故事で有名な“義塩伝説”に由来し、450年ほど前から、1月から2月にかけて“飴市”が開催されています。(はじめに松本で開催されたことがきっかけです)

職人技でつくられた「飯田屋飴店」さんの飴。「福飴」は期間限定品ですが、定番の「あめせんべい」は、 美しく、ウエハースのような軽い食感が感動的なのでぜひ味わってほしいです。「飯田屋飴店 」さんのオンラインショップでも購入できますよ! (いずれ、松本のお店にも足を運んでくださいね!)

飯田屋飴店さんの「福飴」

イラストに描いた「福飴」について、以下に個別の名称、飴の意味、ひとことメモを記しました。(意味は「福飴」のパッケージに記載されていた内容をを参照しています)

左上:福良(ふくら)

  • 説明:越後の国より牛の背に乗せられてきた塩の袋(義塩伝説に由来)を形にしたと言われている
  • ひとことメモ:丸みのある形がかわいらしい。中が空洞なので、サクっとした軽い味わい。どの飴も甘さが控えめで食べやすい

右上:寿入(すいれ)

  • 説明: 塩が届いた日のよろこびをあらわしている (義塩伝説に由来) 。飴に細工をし、ス(空洞)を入れてあります。飴で寿をあらわしている
  • ひとことメモ:白くキラキラとした美しい飴。サクサクっと軽く、くちどけがよい

左下:福助、だるま

  • 説明: いつもふくよかな顔は、幸運を呼ぶと言われています
  • ひとことメモ:かわいらしいデザイン(他に“おかめ”もいました)。どの飴も繊細で、伝統の高い技術でつくっていることが感じられる

季節は?

  • 12月~2月 数量限定販売 (実際の販売状況は、店頭にてご確認ください)
  • 実際に購入した時期:2020年2月 飯田屋飴店さんの店頭にて

とても美味しくいただきました。

飯田屋飴店 さんの和菓子を五感で味わってみませんか

飯田屋飴店んのこと

  • 創業: 寛政8年 (1796年)創業
  • 梅の実のひとこと紹介: 美しく透き通った、軽い歯ざわりの飯田屋飴店さんの飴。一度味わったら忘れられなくなりますよ。モダンな店内はギャラリーも兼ねていて、飯田屋飴店さんの商品と一緒に、地元の作家さんの作品が展示されている
  • おすすめ銘菓:あめせんべい、まめ板 など
  • 飯田屋飴店 さんの和菓子を買える場所:飯田屋飴店さんの店舗のほか、一部の商品は飯田屋飴店さんのオンラインショップでもお取り扱いがあります 
  • お店の場所:長野県松本市大手2丁目4−2
  • 飯田屋飴店ホームページ

Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”.

  • WAGASHI NAME : FUKU-AME
  • SHOP : IIDAYAAMETEN, Nagano japan

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