2019-05-28

石川・金沢 森八さん | さつきつつじ(季節の上生菓子)

毎日が和菓子日和 | 森八 | さつきつつじ
金沢 森八 | さつきつつじ

こんにちは。 和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。

今回は、森八さんの季節の上生菓子「さつきつつじ」を 紹介します。

行ってみたい「金沢菓子木型美術館」

百貨店などの和菓子売場やお取り寄せでステキな和菓子を見つけたとき、「本店にも行ってみたいなぁ」と必ず思う。お菓子が生まれ育ったその場所で、お店の人とお話をしたり、お店の空気や雰囲気に触れることで、もっとその和菓子に近づけるように思うから。
金沢の森八さんの本店も、 近い将来、 訪れたい場所。本店の2階にあるという、「金沢菓子木型美術館」もじっくり拝観したいし、落雁づくりも体験してみたい…。(前回、金沢を訪問したときには、今ほど和菓子の魅力に気づいていなかったのだ…残念)。

森八さん の 季節の上生菓子「さつきつつじ」

旧暦の皐月(5月)頃に咲くことから命名。花言葉は「節約」

森八さんHP内 の「さつきつつじ」 の説明より引用

外観は?

  • さつきつつじを模している
  • 白、薄いピンク色
  • 雄しべを示す、黒胡麻
  • 練切製

中身は?

  • 白こしあん

味わいひとことメモ

  • 艶やかな雰囲気の和菓子。花の一部分のみを表現し、観る人に 「さつきつつじ」 を想像する余地を与えているのが楽しい。ひとつぶの煎り黒ごまが効いていて、口の中で白こしあんの風味と混じりあい、ふんわりした味わい。

季節は?

  •  
  • 4月下旬~5月中旬:2019年は4月29日~5月12日まで販売
  • 実際に購入した時期:2019年5月 京王百貨店新宿店にて

とても美味しくいただきました。

森八 さんの季節の和菓子を五感で味わってみませんか

加賀藩御用菓子司 森八(もりはち)さん

寛永2年(1625年)現在の金沢市に創業の老舗。
日本三大銘菓のひとつ「長生殿」のほか、上生菓子、干菓子などを販売。金沢市内を中心に10数店舗のほか、北陸、関東に販売店を構えている。本店には「金沢菓子木型美術館」があるほか、「落雁づくり体験」などもある
森八さんのお菓子が買える場所:森八さんの北陸、関東の各上生菓子取扱い店舗や売場にて購入可能。一部商品は、森八さんのオンラインショップでも購入可能。ご利用の際はご確認ください
森八さんのホームページはこちらhttps://www.morihachi.co.jp/


季節の和菓子のこと

多くの和菓子屋さんでは、季節ごとに和菓子を用意しています。毎年意匠(お菓子のデザイン)や構成(素材や味)を工夫し、新しい和菓子をこしらえていることも多くあります。まさに一期一会

特に、季節の情景などを表現した上生菓子には、写真や絵では伝えることのできない趣があります。

ぜひ、実際に和菓子屋さんに足を運び、その時々の「季節の和菓子」の味わいと季節の移ろいを楽しみましょう。

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