『春の訪れを和菓子で感じる』
こんにちは。「毎日が和菓子日和」の和菓子ライフナビゲーター、デザイナーの梅の実です。
今回は、2月に味わった、石川県金沢市「森八(もりはち)」さんの季節の和菓子「つくし」を紹介します。
土筆(つくし)は早春の地面にかわいらしい顔を出し、見つけると春の訪れを感じることができます。
都心でも街路樹や植え込みの隙間に土筆が生えていることがありますが、今年(2020年)は、見かけることがないまま季節が過ぎていました。買い物帰りにふと足元を見ると、土筆が生えていただろう場所は、青々としたスギナの葉でいっぱいになっていました。(補足:土筆とスギナは同じ地下茎から生える植物です)
移り変わる景色を、和菓子で愉しみましょう。(「森八」さんの上生菓子の一部は、オンラインショップでも購入可能です)
森八さんの「つくし」
外観は?
- 黄色の練り切りにつくしの型押し
- 細かな白いきんとんが乗せてある
中身は?
- 草小倉あん
味わいひとことメモ
- 自然素材を使用した、ほのかな色付けが美しい
- 白小豆のつぶあんによもぎが炊き込まれていて、風味豊か
- よもぎの味わいが、珈琲に合わせても美味しい
季節は?
- 早春 2020年は2月15日~2月23日まで (実際の販売状況は、店頭にてご確認ください)
- 実際に購入した時期:2020年2月 森八 京王百貨店の店頭にて
とても美味しくいただきました。
森八さんの和菓子を五感で味わってみませんか
加賀藩御用菓子司 森八さんのこと
- 創業: 寛永2年(1625年) 現在の金沢市に創業
- 梅の実のひとこと紹介:日本三大銘菓のひとつ「長生殿」のほか、上生菓子、干菓子などを販売。金沢市内を中心に10数店舗のほか、北陸、関東に販売店を構えている。本店には「金沢菓子木型美術館」があるほか、「落雁づくり体験」などができる
- おすすめ銘菓:上生菓子、長生殿をはじめとする干菓子など
- 森八さんの和菓子を買える場所: 森八さんの北陸、関東の各上生菓子取扱い店舗や売場にて購入可能。一部商品は、森八さんのオンラインショップでも購入可能。ご利用の際はご確認ください
- お店の場所(本店):石川県金沢市大手町10-15
- 森八ホームページ
Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”.
- WAGASHI NAME : TSUKUSHI
- SHOP : MORIHACHI, Ishikawa japan
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