2019-12-22

京都 笹屋伊織さん | どら焼

毎日が和菓子日和 | 京都・笹屋伊織 | どら焼
京都・笹屋伊織 /どら焼

『冷やしても、温めても美味しい』

こんにちは。和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。

今回は、京都「笹屋伊織(ささやいおり)」さんの「どら焼」を紹介します。

笹屋伊織」さんの代表銘菓「どら焼」。こしらえるのにとても手間がかかり、「笹屋伊織」さんのなかでも最高の技術を持った、数人の職人さんだけしかつくることのできない和菓子だそうです。

そして、竹の皮で「どら焼」を包む作業も、職人さんがひとつ、ひとつ、丁寧におこなっているそうです。

笹屋伊織さんの 「どら焼」

このどら焼は、江戸時代末期の五代目当主・笹屋伊兵衛が、京都東寺のお坊さんから「副食となる菓子を作ってほしい」と依頼を受けて考案したのが発祥とされています。
銅鑼の上で焼いたことから「どら焼」と呼ばれるようになったこのお菓子は、もっちりとした食感とほどよい甘さが町中で話題となり一般販売を始めると、てんてこ舞いの忙しさに。手間ひまかかり、大量に作ることができなかったため、毎月一日のみ、弘法大師の月命日「弘法さん」に合わせて21日だけ販売してきました。
現在では、毎月20、21、22日の3日間に期間を延ばして販売しています。

笹屋伊織さん「どら焼」の商品説明より引用

外観は?

  • 竹皮に包まれた円柱状(円の直径は約5センチ)

中身は?

  • 五重ほどに巻いた薄皮のなかに、こしあん
毎日が和菓子日和 | 京都・笹屋伊織 | どら焼(断面イメージ)
京都・笹屋伊織 | どら焼(断面イメージ)

味わいひとことメモ

  • 笹の葉の移り香が、シナモンのようなすっきりした感じ
  • もっちりとした生地
  • しっとりとしたこしあん
  • 冷やしても、温めても美味しい(個人的には、温めるほうが、より好み)
  • 冷やすと、もっちり度が増す
  • 温めると、香りが増し、やわらかく、ふわふわになる

季節は?

  • 限定 毎月20日、21日、22日
  • 実際に購入した時期:9月

  *手作りの和菓子のため、その時々の販売有無は、お店にてご確認ください

とても美味しくいただきました。

笹屋伊織さんの和菓子を五感で味わってみませんか?

京菓匠 笹屋伊織さんのこと

  • 創業:享保元年(1716年)京都にて創業
  • 梅の実のひとこと紹介:創業300年を越える。京都市内を中心に店舗と販売店を構えるほか、北海道から九州まで全国に販売店があります。伝統を大切にしながら、積極的に新しい挑戦をしているお店
  • おすすめ銘菓:どら焼。一般的にイメージするどら焼とは異なる形をしていて、限定販売なので、一度食べてみることをおすすめします
  • 笹屋伊織さんの和菓子が買える場所:笹屋伊織さんの直営店や販売店のほか、一部の和菓子はオンラインショップにてお取扱いがあります。お店により限定品があります
  • お店の場所(本店): 京都市下京区七条通大宮西入花畑町86

Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”.
This “WAGASHI” is “DORA-YAKI” made by the “WAGASHI” shop “SASAYA-IORI
in Kyoto Japan.

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