
『ぶどう餅=武道餅≠葡萄餅 』
こんにちは。 和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。
今回は、香川県の「巴堂(ともえどう)」さんの「ぶどう餅」を紹介します。
この和菓子の色や形を初めて見て、名前は「ぶどう餅」だと聞いたら、ほとんどの人が葡萄のことだと思うでしょう。私もそうでした。
ぶどう餅: 戦国の昔、武士の方たちに戦力餅として武士に差し出し、武運と身の安全を祈り、日本武尊命の御心霊を御祭祀する氏神の白鳥神社に供えられるようになったものが「武道餅」の始まりです。
巴堂さんのホームページのぶどう餅の紹介文より
そして、文化文政の頃、讃岐名産讃岐三盆白糖が生れこれを使った甘い甘い餅饅頭が作られました。型も葡萄の身に似て居る処からいつしか「ぶどう餅」と呼ばれ、全国で只一つの珍菓として郷土名物となりました。
「ぶどう餅」の由来は、武道。
郷土菓子に出会い、その由来を知ると、その奥深さに驚いたり、感動したり…。意外な発見を楽しむことができますよ。
巴堂さんのぶどう餅
外観は?
- 薄紫色
- ぶどう(巨峰やマスカット)のような大きさの丸いおまんじゅうが4つずつ串に刺さっている
中身は?
- 薄紫色のこしあん
味わいひとことメモ
- 表面に薄い皮があって、ますます葡萄だと思ってしまいそう(葡萄餅ではないため、葡萄ははいっていない)
- ほのかな甘さのあん(現代人に合う甘さになっている)なのでパクパクと食べられる
季節は?
- 定番
- 実際に購入した時期:2月 / 巴堂さん(高松)の店頭にて
*手作りの和菓子のため、その時々の販売有無は、お店にてご確認ください
とても美味しくいただきました。

巴堂さんの「季節の和菓子」を五感で味わってみませんか?
巴堂さん
昭和2年(1927年)創業 東かがわ市にJRが開通し三本松駅が開業されると同時期に開業した。看板商品は「ぶどう餅」。その名も「武道」や「ぶどう最中」もあります。三本松に本店、高松市番町に支店がある
巴堂さんの和菓子が買える場所:原則として 巴堂さんの各店舗店頭
最寄駅:三本松(本店)、瓦町(高松)

Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”. This is a “WAGASHI” so called “BUDOH-MOCHI”. This “WAGASHI” was made by the “WAGASH” shop “TOMOE-DOH” in Kagawa Japan.
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