
『豆まきの晴れやかな印象を御菓子に』
こんにちは。和菓子ライフプロデューサーの梅の実です。
今日は節分。節分は読んで字の如く、季節の分かれ目。「立春」の前日なので、寒い冬の大晦日が「節分」です。
今日は、京都の「京菓匠 鶴屋吉信」さんの季節の和菓子「福ハ内(ふくわうち)」をご紹介します。
「福ハ内」は、明治37年(1904)年、日露戦争がはじまった年に誕生したそうです。
「福は内、鬼は外・・・」と、子どもたちが、豆まきをする光景を目にした4代目のご主人が、”晴れやかな印象を御菓子にしたい“と、創作しました。
「京菓匠 鶴屋吉信」さんの『福ハ内』
どんな御菓子?
- 福を呼び込むとされる、大きなお多福豆の形
- 白餡、卵黄などからつくられる桃山製
味わいひとことメモ
- 桃山製の生地は、しっとりとしていながら、さくさくほろほろとした食感
- 明るい黄色が美しいです
- 中にぎゅっとつまった白餡の甘さは、特に深い味わいの珈琲や紅茶に合わせるのがおすすめ
季節は?
- 12月初旬から2月3日頃まで(各店舗、オンラインショップ)
- 年により販売状況が異なる場合があります
実際に味わった時期
- 2021年2月 / 2023年2月
とても美味しくいただきました。
鶴屋吉信さんの和菓子を五感で味わってみませんか?
京菓匠 鶴屋吉信さんのこと
- 創業:享和3年(1803年) 京都にて創業
- 梅の実のひとこと紹介:京都府上京区に本店、京都駅にIRODORI、京都府亀岡市にFACTORY店、東京の三越前に東京店(TOKYO MISE)、世田谷店のほか、全国各地の百貨店などに販売店を構えている
- おすすめ銘菓:「京観世」「柚餅」「つばらつばら」など
- 鶴屋吉信さんの和菓子が買える場所:鶴屋吉信さんの各店舗、販売店及び一部の商品は鶴屋吉信さんオンラインショップでも購入可能
- お店の場所(京都本店): 今出川

毎日が和菓子日和!