『移り行く春景色』
こんにちは。「毎日が和菓子日和」の和菓子ライフナビゲーター、デザイナーの梅の実です。
今年(2020年)の春は、ゆっくりと桜を楽しむことはできませんでしたが、和菓子に季節を感じ、風景に想いを馳せることができます。
移り行く春景色を、和菓子で愉しみましょう。
今回は、東京都渋谷区富ヶ谷の名店「岬屋(みさきや)」さんの季節の和菓子「花筏」を紹介します。
花筏とは
「花筏」とは、桜の花が散り、花びらが川に流れてできる様子のこと。「川端道喜」の流れを汲む「岬屋」さんの「花筏」はシンプルな意匠で、各人の想い出や想像に寄り添ってくれているように思います。
岬屋さんの「花筏」
外観は?
- 楕円形の餅生地に桜の花の焼き印
中身は?
- こしあん
味わいひとことメモ
- 美しい色
- やわらかな食感
- なめらかですっきりとしたこしあん
季節は?
- 3月(実際の販売状況は、店頭にてご確認ください)
- 実際に購入した時期:2019年4月 岬屋さんの店頭にて
とても美味しくいただきました。
岬屋さんの和菓子を五感で味わってみませんか
京菓子 岬屋さんのこと
- 創業: 昭和9年(1934年)創業
- 梅の実のひとこと紹介:川端道喜の流れを汲むお店で修行された創業者から数えて3代目のご主人とおかみさんのお店 。シンプルに洗練された意匠の和菓子が多く、お茶席などでの需要も高い。ご主人の著書に「上菓子「岬屋」主人の やさしく教える和菓子のきほん」がある
- おすすめ銘菓:上生菓子、葛焼き、栗蒸し羊羹、水ようかん、個人的には時期ごとに姿形を変える薯蕷饅頭がとても好き
- 岬屋さんの和菓子を買える場所:原則として 岬屋さんの店頭。一部百貨店にて定期/不定期/曜日限定/期間限定などでお取扱いがあります。ご利用の際はご確認ください
- お店の場所(本店):東京都渋谷区富ケ谷2丁目17−7
- 最寄り駅(本店): 駒場東大前駅、代々木八幡駅、代々木上原駅
- ホームページ: なし
Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”.
- WAGASHI NAME : HANA-IKADA
- SHOP : MISAKIYA, Tokyo japan
- 毎日が和菓子日和!