2019-06-11

静岡・浜松 巖邑堂さん | どらやき

毎日が和菓子日和 | 静岡・浜松 厳邑堂 | どらやき
静岡・浜松 厳邑堂 | どらやき

こんにちは。 和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。

今回は、静岡県浜松市に複数のお店を構え、東京の日本橋高島屋さんの新館にもお店を出されている「巖邑堂(がんゆうどう)」さんの「どらやき」を紹介します。

つくり手のまっすぐな心意気を感じる和菓子

巖邑堂 さんは、手作りにこだわりがあるお店。どらやきもひとつひとつ丁寧に手焼きでつくられている。

特に、職人さんがいらっしゃる店頭や催事では、焼き立てを購入することも可能。出来立てのどらやきに出会えることって、有りそうでなかなか無い。 巖邑堂 さんのどらやきを手にしたときのあたたかさは、小さなしあわせだ。

巖邑堂」のどらやきは、パッケージもまたカッコイイのだ。 巖邑藩士が創業したのがルーツだという「巖邑堂」さん。こだわりぬいた素材をつかい、丁寧な作法でつくった 生地や餡の味、そしてこのシンプルで潔いパッケージ。どこから見ても、武士のようなまっすぐなたたずまいを感じる。

そして、ホームページで拝見する、上生菓子の写真からも潔さが伝わってくる。いつか実際にこの目で見て、味わってみたい。

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巖邑堂 さんの「どらやき」

火加減・生地の塩梅・返すタイミング、数分ごとに微調節をし神経集中しながら焼いております、今のところ機械で焼くことは難しい生地だと考えるので、すべて手焼きをしております。

2004年当店舗改築の折、仮工場の限られたスペースでできる商品をと思い自分の美味しいと思えるどら焼きを仮店舗期間中だけ・・との考えで販売しました。その後お客様からご支持を頂き、現在では当店の人気商品となっております。

巖邑堂 さん どらやきの紹介より引用

外観は?

  • 約9センチ
  • キツネイロ。濃い目の焼き色。

中身は?

  • つぶ餡

味わいひとことメモ

  • 受け取ったときに、まだあたたかい、出来立てを味わえるのが最高。
  • とってもふわふわ
  • 手触りのよい生地
  • 黒糖と小豆の味がしっかりとわかる
  • 香りもよい
  • 全体を一緒に食べたときの食感と甘みのバランスがよく、満足度が高い。

季節は?

  • 定番
  • 実際に購入した時期:2018年6月、9月、2019年6月ほか *玉川高島屋 若き匠たちの挑戦(通称ワカタク)、日本橋高島屋にて

とても美味しくいただきました。

巖邑堂さんのどらやきを五感で味わってみませんか

巖邑堂 (がんゆうどう)さん

明治4年(1872年)創業 廃藩置県を機に武士の身分を捨てた、旧巖邑(岐阜県岩村町)藩士が浜松に創業したのがはじまりだそう。 “手作りの和菓子。無駄と思われる作業も一つ一つ丁寧に行うことで機械にはできない想いを込めた菓子になると信じております。”(巖邑堂さんホームページより) 浜松市内にお店を構えていらっしゃるほか、日本橋高島屋にもお店を出し、店頭でどらやきを手焼きしている。
巖邑堂さんの和菓子を買える場所:巖邑堂さんの浜松市内の店舗、日本橋高島屋新館のお店のほか、インターネットでも注文可能。一部の商品は、高島屋など一部百貨店にて定期/不定期/曜日限定/期間限定などでお取扱いがあります。ご利用の際はご確認ください。
巖邑堂さんのホームページはこちらhttp://www.ganyuudou.com/

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