2021-02-23

歳時記|ひなまつり | 東京 一炉庵さん「薯蕷饅頭(桃形の御菓子)」

毎日が和菓子日和 | 一炉庵 | 薯蕷饅頭(桃形)
一炉庵 | 薯蕷饅頭(桃形)

『桃に願いをこめて』

こんにちは。 和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。

今日は、東京の文京区向丘の老舗和菓子店「和菓子司 一炉庵」さんの季節の和菓子をご紹介します。ひなまつりの時期ならではの桃形の「薯蕷饅頭」です。

ひなまつりと「桃」

ひなまつりにまつわる植物といえば、雛人形と一緒に飾られている「桃」と「橘」。特に「桃」は、ひなまつりのことを「桃の節句」とも呼びますし、ひなまつりのンボル的な存在です。

なぜ、「桃」なのでしょうか。主に、次のようないわれがあります。

  • 中国神話の西王母がつかさどる不老長寿のシンボルとして
  • 魔除けの意味がある

ひなまつりには桃や桃の花の形をしたお饅頭のほか、上生菓子などをつくっている和菓子屋さんが多くあります。

桃の開花は3月の後半ですが、ひと足早く、かわいい桃の和菓子を探してみませんか。

一炉庵さん の 季節の和菓子「薯蕷饅頭(桃形の御菓子)」

*販売有無や内容(素材、製法、意匠など)が、年により異なる場合があります。その時々の御菓子との出会いをおたのしみください。

見た目は?

  • 桃の形
  • ひなまつりの時期ならではの意匠
  • さりげない彩色もすてきです

味わいひとことメモ

  • 薯蕷(山芋)の香りと味わいが力強いです
  • しっとり、すっきりとしたこしあん

季節は?

  • 2月後半~ひなまつりの時期
  • 実に購入した時期:2020年2月20日頃

とても美味しくいただきました。

一炉庵さんの和菓子を五感で味わってみませんか

和菓子司 一炉庵さんのこと

  • 創業:明治36年(1903年)創業
  • 梅の実のひとこと紹介:1年を二十四節を区切り、一節につき15~20種類の和菓子をつくっていらっしゃいます。上生菓子だけでなく、夏の水ようかん、最中、水無月など、何もかもが絶品。いつ伺ってもわくわくできる老舗の和菓子屋さんです。
  • おすすめ銘菓:季節の和菓子のほか「夜雨最中」
  • 一炉庵さんの和菓子を買える場所:原則として 一炉庵さんの店頭。一部百貨店にて定期/不定期/曜日限定/期間限定などでお取扱いがあります。ご利用の際はご確認ください
  • お店の場所:東京都文京区向丘2-14-9
  • 最寄り駅:東大前駅(徒歩約5分)、根津駅または千駄木駅(徒歩約10分)
  • 一炉庵さんの紹介ページ(全国和菓子協会)

Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”.
This “WAGASHI” name is “Joyo Manju”. The Joyo Manju is a moist bun steamed with fillings such as sweet bean paste wrapped in the dough into which rice powderis kneadedwith the help of the stickiness of grated yam.

It was created to the image of the peach by the “WAGASHI” shop “ICHIROAN” in Tokyo Japan.

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東京・文京区 一炉庵

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