2021-02-25

東京 まほろ堂蒼月『草餅』

毎日が和菓子日和 | まほろ堂蒼月 | 草餅
まほろ堂蒼月 | 草餅

『春の息吹を感じる』

こんにちは。「毎日が和菓子日和」の和菓子ライフナビゲーター、デザイナーの梅の実です。

今回は、世田谷区宮坂の「まほろ堂蒼月」さんの「草餅」を紹介します。

草餅の由来

春になると和菓子屋さんで出会える「草餅」。

今は、蓬をつかってつくるお店が多いですが、もともとは春の七草のひとつ「五行(ゴギョウ)」を用いてつくられ、雛祭り(上巳の節句)のときに食べられていました。

「五行」の香りが邪気を払うとされていたからです。

しかし、時代が下るとともに、蓬(よもぎ)をつかって作られるようになりました。(「五行」の別名が「母子草」であることから、「母子草」を砕くのは良くないなど、いくつかの由来があるようです)

優しい春の息吹を感じる「草餅」や「よもぎ餅」。

一年中販売しているお店もありますが、雛祭りや、春のはじまりにこそ、味わってみたい御菓子です。

まほろ堂蒼月さんの「草餅

外観は?

  • 深い緑色
  • 上部でつまんだような形(巾着型)

中身は?

  • つぶし餡

味わいひとことメモ

  • 蓬の香りが広がります
  • もちもちとしたお餅
  • 草の香りに、餡の味わいも負けていなく、美味しくいただきました

季節は?

  •  2月~(実際の販売状況は、店頭にてご確認ください)
  • 実際に購入した時期:2020年3月 まほろ堂蒼月さんの店頭にて

とても美味しくいただきました。

まほろ堂 蒼月さんの和菓子を五感で味わってみませんか

まほろ堂 蒼月 さんのこと

  • 創業:平成27年(2015年)
  • 梅の実のひとこと紹介:入りやすい雰囲気のお店。店内には喫茶スペースもあり、夏はかき氷も人気。懐かしい雰囲気。店主であり職人の山岸さんは、伝統的な手法を根本からは変えたりせず、和菓子の良さを活かしつつ、若い人にも楽しんでもらえるような和菓子づくりをしている。
  • おすすめ銘菓:青豆大福、季節ごと(ほぼ月ごと)に変わる道明寺製の和菓子
  • まほろ堂 蒼月さんの和菓子を買える場所:原則として本店のみ
  • お店の場所: 東京都世田谷区宮坂1-38-19 ウィンザーパレス103
  • 最寄り駅:宮の坂(徒歩3分)/ 豪徳寺(徒歩5分)
  • まほろ堂蒼月ホームページ

毎日が和菓子日和 | まほろ堂蒼月
東京・世田谷 / まほろ堂 蒼月

Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”.

Kusa-mochi is made from mochi mixed with ground yomogi.

  • WAGASHI NAME : Kusa-mochi
  • SHOP : MAHORODOU-SOUGETSU, Tokyo japan

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