
『炉開きに味わう菓子』
こんにちは。和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。
先日の「和菓子をとことん愉しむ講座 2019秋編」で紹介した和菓子のうち、東京「まほろ堂 蒼月」さんの「亥の子餅」を紹介します。
茶道の炉開きでも使用され、亥の月、亥の日、亥の刻に食べると無病息災になるとされる「亥の子餅」。
2019年の亥の月(旧暦の10月)亥の日にあたる日は11月10日。
ちょうどその日が「和菓子をとことん愉しむ講座 2019秋編」のイベント開催日でしたので、秋の歳時記の和菓子として、「まほろ堂 蒼月」さんのかわいらしい「亥の子餅」をご用意いたしました。
まほろ堂 蒼月さん の「亥の子餅」
外観は?
- 亥の子の形(約4.5センチ×約3.0センチの楕円形)
- 求肥の餅
- 表面に縞模様
- 表面に、はったい粉をまぶしてある
中身は?
- 粒あん
味わいひとことメモ
- ぷにぷにとした、やわらかいお餅
- ごまを求肥の餅に練りこんであり、すっきりとして味わいの餡とまざりあう美味しさ
- 複数並んでいる姿もかわいらしい

季節は?
- 秋
合わせたお茶
- アッサム(インド)
とても美味しくいただきました。
まほろ堂 蒼月さんの和菓子を五感で味わってみませんか
まほろ堂 蒼月 さんのこと
- 創業:平成27年(2015年)
- 梅の実のひとこと紹介:入りやすい雰囲気のお店。店内には喫茶スペースもあり、夏はかき氷も人気。懐かしい雰囲気。店主であり職人の山岸さんは、伝統的な手法を根本からは変えたりせず、和菓子の良さを活かしつつ、若い人にも楽しんでもらえるような和菓子づくりをしている。
- おすすめ銘菓:青豆大福、季節ごと(ほぼ月ごと)に変わる道明寺製の和菓子
- まほろ堂 蒼月さんの和菓子を買える場所:原則として本店のみ
- お店の場所: 東京都世田谷区宮坂1-38-19 ウィンザーパレス103
- 最寄り駅:宮の坂(徒歩3分)/ 豪徳寺(徒歩5分)

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