『雪の下でじっと春を待つ』
こんにちは。和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。
今回は「とらや」さんの季節の和菓子「冬籠(ふゆごもり)」を紹介します。
とらやさん の 季節の和菓子「冬籠」
「冬籠」は、雪の下でじっと春を待つ生命を感じさせる菓銘です。長い冬の寒さに耐える草木のさまを紅色の羊羹製で、降り積む雪を山芋のそぼろで表しました
とらやさんの「冬籠」の説明
外観は?
- 紅色の丸(羊羹製)
- 羊羹製の周り、五カ所に山芋の白いそぼろ
中身は?
- 白あん
味わいひとことメモ
- やわらかく、山芋の香りが力強いそぼろ
- 紅色の羊羹は、しっかりとした歯ごたえで甘さが控えめ。くちどけのよい白あんの味を引き立てている
季節は?
- 冬 (2019年は12月1日~15日) *とらやさんの関東・関西の生菓子販売店のみで販売
- 実に購入した時期:2019年12月 とらやさん 赤坂本店
- とらやさんで、この和菓子が初めて販売されたのは、安永2年(1773年頃)だそうです 。当時の菓子職人が想いをこめてつくった意匠を、今、眺めていると思うと感慨深いです。
とても美味しくいただきました。
とらや さんの季節の和菓子を五感で味わってみませんか
とらや (虎屋)さんのこと
- 創業:室町時代後期に京都で創業。1869年に東京に進出。
- 梅の実のひとこと紹介:500年以上も和菓子をつくりつづけている老舗。概ね2週間おきに季節の和菓子を入れ替えており、過去の菓子見本帳や新作のなかから選ばれています。一度時期を逃すと次はいつ出会えるかわかりません。まさに一期一会。赤坂本店は檜を使用して作られており、檜のよい香りが漂っています。3階の御用場では、窓の外から、職人さんが和菓子をつくる姿を拝見することができます。
- おすすめ銘菓:羊羹、季節の生菓子、虎屋饅頭
- 虎屋さんの和菓子を買える場所: とらやさんの直営店、販売店、オンラインショップ。季節の生菓子は「生菓子」取扱い商品でお求め可能です。ご利用の際はご確認ください。
- お店の場所(本店):東京都港区赤坂4-9-22
- 最寄り駅(本店):赤坂見附駅(徒歩7分)
Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”.
This “WAGASHI” name is “FUYU-GOMORI”. This “WAGASHI” was made by the “WAGASHI” maker “TORAYA” in Japan.
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