『子どものしあわせを願って』
こんにちは。 和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。
今日は「とらや」さんの季節の和菓子「蛤形(はまぐりがた)」をご紹介します。
ひなまつりと蛤
ひなまつりには、「ちらし寿司」と「蛤のお吸い物」を召し上がるが多いのではないでしょうか。
なぜ、「蛤」なのでしょうか。
これには、「3月3日におこなう行事で、神様へのお供えのお裾分けとして貝を食べるようになった」や、「蛤の貝は、最初の一対しかぴったり合わないことから、しあわせな縁を願って食べられるようになった」など、様々な云われがあります。「貝合わせ」の貝を入れる貝桶が婚礼道具として使われていたこともあり、雛人形の道具にも含まれているそうですよ。
今の時代は、昔よりも様々な意味での良縁が願われているように思います。
とらやさん の 季節の和菓子「蛤形(はまぐりがた)」
「とらや」さんの「蛤形」は、毎年、2月の中旬から3月3日のひなまつりにかけて、つくられ、販売されます。
外観は?
- 蛤の形
- 蛤の模様は焼き印で付けられている
中身は?
- 白あん
味わいひとことメモ
- つくね芋のふんわりとした、やさしい香りがします
- 白あんの甘さも、ほっとする味わいです
季節は?
- 春 2月の中旬から3月3日
- とらやさんの関東・関西の一部販売店のみで販売
- 実に購入した時期:2019年2月ほか
- とらやさんで、この和菓子が初めて販売されたのは、安政3年(1856年)だそうです
とても美味しくいただきました。
とらやさんの和菓子を五感で味わってみませんか
とらや さんのこと
- 創業:室町時代後期に京都で創業。1869年に東京に進出。
- 梅の実のひとこと紹介:500年以上も和菓子をつくりつづけている老舗。概ね2週間おきに季節の和菓子を入れ替えており、過去の菓子見本帳や新作のなかから選ばれています。一度時期を逃すと次はいつ出会えるかわかりません。まさに一期一会。赤坂本店は檜を使用して作られており、檜のよい香りが漂っています。3階の御用場では、窓の外から、職人さんが和菓子をつくる姿を拝見することができます。
- おすすめ銘菓:羊羹、季節の生菓子、虎屋饅頭 、残月など
- 虎屋さんの和菓子を買える場所:とらやさんの直営店、販売店、オンラインショップ。季節の生菓子は「生菓子」取扱い商品でお求め可能です。ご利用の際はご確認ください。
- お店の場所(本店):東京都港区赤坂4-9-22
- 最寄り駅(本店):赤坂見附駅(徒歩7分)
- とらやホームページ
Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”.
- WAGASHI NAME : HAMAGURIGATA
- SHOP : Toraya
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