『和菓子の花火で厄疫退散』
残暑お見舞い申し上げます。「毎日が和菓子日和」和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。
季節は「立秋」を迎えました。
さて、本日は、東京・世田谷の「成城あんや」さんの季節のお菓子「花火」をご紹介します。
夏の風物詩「花火」
日本の花火大会の多くは、慰霊や厄疫退散を願い、開催されるようになったといわれています。最古のものは、江戸時代(1733年)にはじまった「両国花火大会(現在の隅田川の花火大会)」だそうです。
昨年(2020年)に続き、今年もほとんどの花火大会が中止に追い込まれています…。せめて、和菓子の世界で花火の美しさを愉しみ、厄疫退散を願いたいものですね。
成城あんや「花火」
味わいひとことメモ
- きんとん製
- やさしく、淡い色使い(花火の儚さを感じる)
- 表面に琥珀色の寒天(黒糖味)と金箔がキラキラしている
- ふわふわとした、きんとん餡
- 中はつぶあん
季節は?
- 夏(販売期間や販売状況は、年により異なる場合があります)
- 実に購入した時期:2021年7月末、8月上旬
とても美味しくいただきました。
「成城あんや」さんの和菓子を五感で味わってみませんか
成城あんやさんのこと
- 創業:大正7年(1918年)
- 梅の実のひとこと紹介:成城風月堂が運営する和菓子専門店。あらゆる世代のお客様に和菓子を味わってもらうために、店内の厨房で毎日和菓子を手作りし、出来立ての和菓子も店頭に並んでいます。保存料は一切使っていません。甘味とお茶を味わえる、併設の茶房もおすすめです。
- おすすめ銘菓:「あんわらび」「あんや餅」など
- 成城あんやさんの御菓子を買える場所:原則として「成城あんや」さんの店頭
- お店の場所:東京都世田谷区成城6-5-27(最寄駅 小田急線 成城学園前駅)
毎日が和菓子日和!