2019-06-18

富山 引網香月堂さん | だれかさんと(限定上生菓子)

毎日が和菓子日和 | 引網香月堂 | だれかさんと(限定上生菓子)
富山・引網香月堂 | だれかさんと(限定上生菓子)

こんにちは。和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。

今回は、富山県 富山市と高岡市、射水市にお店を構えている「引網香月堂」さんの 限定上生菓子「だれかさんと」を紹介します。

引網香月堂さん。凄腕の匠がいらっしゃることで有名なお店です。

先日紹介させていただいた「引網香月堂」さんの「若桃餅」の記事で”ご主人が即興でオリジナルの上生菓子を創られる姿、できあがった和菓子のたたずまい。それを目の当たりにした感動体験は、 当方( 「毎日が和菓子日和」の梅の実)が和菓子の虜になったきっかけのひとつです”と、書きました。

その「引網香月堂」さんの上生菓子を紹介させていただきます!

和菓子の匠が提案する和菓子の新しい楽しみかた→和菓子は自由でおもしろい!

引網香月堂」さんの「だれかさんと」は、2019年6月の 「若き匠たちの挑戦(通称ワカタク、玉川高島屋にて開催)」の限定上生菓子です。

その催事会場にて、「引網香月堂」さんのご主人である 4代目 引網康博さんと少しお話しすることができました。僭越ながら、おうかがいしたお話しの概要を次にまとめさせていただきました。

引網香月堂さん 「若き匠たちの挑戦(通称ワカタク)」限定上生菓子について

  • 普段、和菓子をつくるときには「和歌」などをテーマにしているが、和歌の解釈は少しむずかしい。今回は、もっとたくさんの人に親しんでもらうために現代の楽曲からイメージを膨らませて、素材を選び、意匠(デザイン)をつくっている。和菓子の名前を検索すると、イメージした曲がわかると思うので、その曲を聴きながら、和菓子の楽しむのも良い
  • もともと和菓子でも山椒などの香辛料をつかうこともある。あまり和菓子に使わないスパイスなども和菓子のイメージにあわせて自由につかっている
  • 洋菓子に、〇〇と〇〇の〇〇仕立ての〇〇・・・というような菓子の説明から選ぶ楽しみがある。そういったイメージで選ぶ楽しみを提案するために、色々な素材をつかっている
  • 今回の限定上生菓子の色付けは、自然の素材の色を活かしている

菓銘、素材、色、音楽・・・想像を掻き立てられる和菓子

4代目自らが描かれた和菓子のイラストボード(ここに載せたいくらいすてき!)が、美しいお菓子と一緒に売場に並んでいました。

ピスタチオあん、バナナあん、レモンジュレ、スパイスドラム・・・といった商品説明が書かれており、並んでいた8つの和菓子はどれも個性的。どんな味だろう!と想像を掻き立てられます。(追って「毎日が和菓子日和」でも紹介させていただきます)

また、菓銘と和菓子の姿から、その和菓子の背景や想いを想像するのは、和菓子の楽しみかたの1つですが、今回は楽曲をイメージしているということで、音楽を聴きながら和菓子を楽しむなど、さらに新しい楽しみかたを知りました。

2019年のワカタクのテーマは「夢」

4代目のご主人自らがお持ちの匠の技やご経験をベースに、さまざまな探求、工夫やチャレンジを重ねた素晴らしい和菓子を提案されています。 それは、和菓子をもっと身近なもの、楽しいものに・・・!という 4代目の想いや夢が詰め込まれた和菓子たちだと感じ、さらなる魅力の虜になりました。
会場では、4代目ご自身も楽しまれている様子が伝わってきて、さらに楽しい気持ちになりました!

引網香月堂さん の「だれかさんと」

外観は?

  • 薄いブルーと、クリーム色の薯蕷餡のきんとん仕立て
  • エディブルフラワー(おそらくバラ系の花びら)が、きんとんの上に3つ散らしてある

中身は?

  • 梨の寒天を軽くジュレ状にしたもの
毎日が和菓子日和 | 引網香月堂 | だれかさんと(限定上生菓子・断面イメージ)
引網香月堂 | だれかさんと(限定上生菓子・断面イメージ)

味わいひとことメモ

  • とてもやわらかいクリームのような淡い甘さの薯蕷餡のきんとん(綿花のほわほわな印象)
  • 薯蕷餡のきんとんと中の梨寒天ジュレの組み合わせがすばらしい。新発見な味
  • この「だれかさんと」を外国のかた(特にフランスのかた)に食べていただきたい

音楽を聴きながら、さらにイメージを膨らます

菓銘の「だれかさんと」にて、この和菓子のイメージの元になっているだろう楽曲がわかった。その曲を聴きながら和菓子を楽しんでみました(以下は和菓子と曲から得た、個人的な想像です)

  • 薯蕷餡のきんとんのうすいブルーは、アルコールランプの蒼い炎や、リトマス試験紙の色をイメージしているのかなぁ…
  • きんとんの上に散らしてあるエディブルフラワーはおそらくバラ系のはなびら。そして寒天ジュレに使われている梨はバラ科の植物なのね!
  • 薯蕷餡と梨の寒天ジュレはある意味、すごい出会い。恋のはじまりのような、化学反応のような感じであたらしい味が生まれた?!

季節は?

  • 催事特別限定
  • 実際に購入した時期:2019年6月 玉川高島屋 若き匠たちの挑戦(通称ワカタク) にて

とても美味しくいただきました。

引網香月堂 さんの和菓子を五感で味わってみませんか

和菓子処 引網香月堂(ひきあみこうげつどう)さん

大正8年(1919年)創業 富山県富山市古沢に本店、富山県射水市に小杉店 、高岡市に伏木店 を構えています。凄腕の職人さんがいらっしゃることでも有名。直営店で開催されているイベントは毎回大盛況 
引網香月堂さんの和菓子が買える場所:引網香月堂 さんの店舗のほか、一部の和菓子は高島屋など一部百貨店にて定期/不定期/曜日限定/期間限定などでお取扱いがあります。ご利用の際はご確認ください 
引網香月堂さんのホームページはこちらhttps://www.hikiami.co.jp/

Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASH” .
This “WAGASH” name is “with someone“.
This is made of creamy yam,bean paste,sugar,edible flowers,pear jelly and etc.,etc. It is very tasty.
It was created to the image of a
certain Japanese POP by the chef of the “WAGASH” shop “Hikiami Kougetsudo” in Toyama Japan.
I think this WAGASHI is very wonderful!

毎日が和菓子日和!

関連記事
毎日が和菓子日和のこと
魅力を知る、もっと愉しむ
毎日が和菓子日和 | 和菓子の魅力を知る・もっと愉しむ | 和菓子イラストコラム