『季節を彩る、小さな世界』
こんにちは。「毎日が和菓子日和」の和菓子ライフナビゲーター、デザイナーの梅の実です。
今回は、千葉・市川「菓匠 京山(きょうざん)」さんの「季節の彩り(ミニ練切:春)」を紹介します。
「菓匠 京山」さんは、和菓子界の名匠 佐々木 勝さんが、開業されたお店です。
「京山」さんでは、たくさんの和菓子職人さんが修行をし、全国で活躍なさっています。敬愛する富山の引網香月堂の4代目のご主人 引網康博さんもその一人です。その引網さんから、「京山」さんはご自身のルーツであり、師匠や女将さんからたくさんのことを学んだと伺い、ますます「京山」さんに行ってみたくなり、足を運びました。
「京山」さんには、行徳店と妙典店がありますが、この日お伺いしたのは妙典店です。東京の日本橋からだと30分足らずで到着しますので、都心まで出てしまえば、そう遠くはないと感じました。
お店には、穏やかですてきな雰囲気の女将さんがいらして、「京山」さんで修行された職人さんや和菓子の話などを伺うことができました。
2月末に並んでいた和菓子は、春を思わせる「草餅」や「うぐいす餅」などのお餅類やお赤飯、美しい上生菓子、どら焼きなど。上生菓子は普通のサイズのほか、3分の1ほどの大きさの「ミニ練切」がありました。美味しそうな御菓子ばかりでかなり迷いましたが、「いちご餅」と「さくら餅」と「道明寺」、「ミニ練切」を買い求めました。
とてもすてきなお店だなと思ったほか、繊細ですっきりとした、みずみずしい餡や「いちご餅」に「引網香月堂」さんがおっしゃっていた“ルーツ”を感じることもできました。
時折、今はどんな和菓子が並んでいるかなぁ…と「京山」さんを思い出しています。また、近いうちに足を運びたいです。
京山さんの「季節の彩り(ミニ練切:春) 」
外観は?
- 通常の3分の1ほどの大きさの上生菓子
- イラストの左上から時計まわりに「橘」、「桃」、「菜花」、「千鳥」、「つつみ」、「チューリップ」
味わいひとことメモ
- 一度に全種類(6種)購入しても食べきることができる
- 眺めることで、季節の彩りを満喫できる
- 繊細な細工に感動する
- すてきな箱に入っているので、贈り物にもおすすめ
- やさしい味わいの練り切りのなかに、すっきりとしたきめの細かいこしあんが入っている
季節は?
- 春 *「季節の彩り」は季節に合わせて内容(意匠)が変わります
- 実際に購入した時期:2020年2月末 京山さんの店頭にて
とても美味しくいただきました。
京山さんの和菓子を五感で味わってみませんか
菓匠 京山さんのこと
- 創業: 昭和51年(1976年) 創業
- 梅の実のひとこと紹介: 名匠のいる名店中の名店。修行された職人さんも匠揃い。
- おすすめ銘菓:「鴨場の月」「塩どらやき」上生菓子、朝生菓子各種など
- 京山さんの和菓子を買える場所:妙典店、行徳店
- お店の場所(妙典店): 千葉県市川市富浜2-5-3
- お店の場所(行徳店): 千葉県市川市行徳駅前2-10-14
- ホームページ:なし
- 京山2代目Instagram
Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”.
- WAGASHI NAME : KISETSU-NO-IRODORI
- SHOP : KYOZAN, Chiba japan
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