愛知 大口屋さん | 餡麩三喜羅
こんにちは。 和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。
端午の節句、こどもの日がまもなくやってきます。街の和菓子屋さん、餅菓子屋さんにて、柏もちに出会う頻度が高くなり、ここ数日は、毎日柏餅をいただいています。
柏餅といえば、お餅を柏の葉で巻いているおなじみの和菓子ですが、葉っぱにくるまれた和菓子つながり…ということで、愛知の大口屋さんの餡麩三喜羅を紹介いたします。
愛知 大口屋さんの餡麩三喜羅
餡麩三喜羅(あんぷさんきら)… はじめて名前を聴いたときには、”おっ!なんだかカッコイイ名前・・・!”と音(オト)の印象が強かったことを覚えています。。
餡麩三喜羅 は、山帰来(さんきらい)、別名サルトリイバラという、これまたイカツイ名前の植物の葉にくるまれた麩菓子なのですが、 山帰来 は、やわらかく、丸みをおびた愛らしい形の葉でした。その葉にやさしく包まれた麩まんじゅうは、 餡麩三喜羅 という武骨な名とは、良い意味で異なり、やさしい雰囲気。
では、さっそく、「いただきます」
箱をあけると、葉のよい香り 広がりました。
生麩でつくられた、自然なうすい褐色の生地は 、モチモチ・・・ふわっ! モチモチとふわふわが同居している触感と食感がたまりません。 また、塩漬けされた山帰来の葉の香りと塩気がほんのり、生麩に移っていてほどよいアクセントになっています(山帰来 の葉は外していただきます)
餡麩の中には、なめらかで、上品な甘さのこしあんがたっぷり入っていて、とても美味しくいただきました。
大口屋 さん の「餡麩三喜羅 (あんぷさんきら) 」を 五感で味わってみませんか
大口屋(おおぐちや)さん
文政元年(1818年)創業 愛知県江南市 布袋町 に本店、江南駅前、一宮市。大口町などに店舗を構えていらっしゃいます。
餡麩三喜羅 : 大口屋 さんの店舗、Webページのほか、名古屋、大阪、東京の一部百貨店にて定期/不定期/曜日限定/期間限定などでお取扱いがあるようです。ご利用の際はご確認ください。
「毎日が和菓子日和」 は、2018年10月に新宿タカシマヤさんの催事 にて餡麩三喜羅を 購入しました
大口屋さんのホームページはこちら:http://www.ooguchiya.co.jp/
毎日が和菓子日和!