『老舗の月見団子で中秋の名月を愛でる』
こんにちは。 和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。
今回は、京都に本店を構えていらっしゃる「笹屋伊織(ささやいおり)」さんの
季節の和菓子「月見団子」を紹介します。
「毎日が和菓子日和」では、原則として自分で買いに行き、味わって食べた和菓子を描き、記事にしています。例外として、自分で買いに行かなくとも和菓子関係の講座にて味わった和菓子も、記事の対象にすることがあります。(資料やレシピなど、講師のかたの権利を侵害する内容を除く)
「笹屋伊織」さんの「月見団子」は、菓匠 笹屋伊織 十代目女将 田丸みゆきさんによる玉川テラスの講座で味わった和菓子です。
この日のテーマは「十五夜の過ごし方・楽しみ方」でした。
会場には月見団子と秋の七草の生け花が飾られていました。秋の七草は、植物の特性などの事情により、お花屋さんで揃えることが難しいそうです。
女将さんがお知り合いのお花屋さんに相談するなどし、一生懸命に六種取り揃えたものを、京都から東京に大切に運び、心を込めて活けてくださったのです。
美しく健気に咲く秋の草花は、佇まいも色合いもと涼し気でまさに「秋」を感じました。今年の秋のすてきな思い出として、生け花の中の風景も、目の奥にしっかりと焼き付けたいと思いました。
今回の講座でも、女将さんにお目にかかれて嬉しかったですし、女将さんからのすてきなお話、楽しいお話、感動的なお話などを伺い、有意義であっという間の1時間半でした。
中秋の名月、芋名月には京都風の月見団子はいかがですか?
笹屋伊織さんの 季節の和菓子「月見団子」
外観は?
- 白い餅
- 小さい芋(里芋)のような形
- 餅の半分ほどに、こしあんをまとっている
味わいひとことメモ
- ころっとした形が愛らしい
- もっちりとした歯ごたえと、柔らかさが同居している
- みずみずしく、すっきりした甘さのあんこ
季節は?
- 秋(2019年は9月10日から13日(中秋の名月当日)まで限定)
*販売していない店舗もあります。また、手作りの和菓子のため、実際の販売有無は、お店にてご確認ください
とても美味しくいただきました。
笹屋伊織さんの「季節の和菓子」を五感で味わってみませんか?
京菓匠 笹屋伊織さんのこと
- 創業:享保元年(1716年)京都にて創業
- 梅の実のひとこと紹介:創業300年を越える。京都市内を中心に店舗と販売店を構えるほか、北海道から九州まで全国に販売店があります。伝統を大切にしながら、積極的に新しい挑戦をしているお店
- おすすめ銘菓:どら焼。一般的にイメージするどら焼とは異なる形をしていて、限定販売なので、一度食べてみることをおすすめします
- 笹屋伊織さんの和菓子が買える場所:笹屋伊織さんの直営店や販売店のほか、一部の和菓子はオンラインショップにてお取扱いがあります。お店により限定品があります
- お店の場所(本店): 京都市下京区七条通大宮西入花畑町86
Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”.
This “WAGASHI” name is “TSUKIMI-DANGO”. “TSUKIMI” means “viewing the moon”. In Japan, “TSUKIMI-DANGO” and pampas grass are given as offerings during viewing the moon. The moon viewing day in 2019 is September 13th.
毎日が和菓子日和!