『特注菓子』
こんにちは。和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。
先日の「和菓子をとことん愉しむ講座 2019秋編」で紹介した和菓子8種のうち、山形「乃し梅本舗 佐藤屋」さんの「紅深き」を紹介します。
秋の風景の意匠について、地域ごとの違いを感じていただきたく、「乃し梅本舗 佐藤屋」さんの八代目である、佐藤慎太郎社長に、“山形の秋の風景をイメージ”して和菓子をつくっていただきたい(銘もつけていただきたい)。と特注でお願いしました。
乃し梅本舗 佐藤屋 さんの「紅深き」
山形の山々の色づく様の中で舞う扇の意匠の羊羹。自然の多い、四季の変化のある街に生きるからこそ作れる菓子があると思う、佐藤屋八代目流の紅葉の羊羹となります。
乃し梅本舗 佐藤屋 八代目 佐藤慎太郎社長に頂いたコメントより
外観は?
- 美しい山形の紅葉をイメージした羊羹(ぜひ、写真でもご覧ください!)
- 金箔も散らしてある
- 約20センチ×20センチ
味わいひとことメモ
- 観た瞬間に歓声があがる!
- 視覚、嗅覚、触覚、聴覚(銘)、味覚、まさに五感で感動をできた和菓子
- 何とも言えない雰囲気(山形の秋の空気感でしょうか)を感じる
- どこをカットしても美しい
- クロモジの上品で爽やかな香りと後味、身体の感覚を吹き抜ける感じ
季節は?
- 秋(特注和菓子)
合わせたお茶
- キームン(中国)
とても美味しくいただきました。
乃し梅本舗 佐藤屋 さんの和菓子を五感で味わってみませんか
乃し梅本舗 佐藤屋(のしうめほんぽ さとうや)さんのこと
- 創業:文政4年(1821年)創業
- 梅の実のひとこと紹介:はじめはお薬屋さん。お薬を買いに来る人に御菓子を出すようになったのがはじまりだそうで、山形県を代表する銘菓である「乃し梅」の 最も古い製造記録 をもつ1軒。現在、山形県山形市に本店と支店、販売店を複数構えていらっしゃいます。モットーは「和菓子をちょっと自由に」。目指すスタイルは「新しい老舗」だそうです。老舗の味を守りつつ、これからも進化をし続けるだろう、ずっと注目したいお店
- おすすめ銘菓:「乃し梅」「りぶれ」など
- 乃し梅本舗 佐藤屋さんの和菓子が買える場所:乃し梅本舗 佐藤屋さんの店舗のほか、一部の和菓子は乃し梅本舗 佐藤屋さんのオンラインショップ、一部百貨店にて定期/不定期/曜日限定/期間限定などでお取扱いがあります。ご利用の際はご確認ください
- お店の場所(本店): 山形県山形市十日町3-10-36(最寄駅:山形駅)
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