『月が見えなくても、和菓子の月を観よう」
こんにちは。和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。
山形県の「乃し梅本舗 佐藤屋」さんの和菓子は、これまでに「りぶれ」と「本わらび餅」を紹介させていただきました。
ちょうど明日(記事を書いた日の翌日)が満月なので、今回は「つきかげ(限定和菓子)」を紹介させていただきます。
「月」の存在が好きなのですが、「乃し梅本舗 佐藤屋」さんの「つきかげ」には一目惚れをし、迷うことなく手に取りました。
お店で目にしたときも、美しい!と感じていたのですが、菓子皿に乗せ、自然光でみたこのお菓子の美しさと言ったら…。
天気に恵まれない日が続き、”最近夜空を眺めていないなぁ”と思ったり、”今夜は満月です…”というような夜空の話題に触れたときに、「月」と一緒にこの和菓子「つきかげ」を想うようになりました。
乃し梅本舗 佐藤屋 さんの「つきかげ」
外観は?
- 濃茶色の夜空
- 美しい琥珀色のまんまるお月さま
- 月影が金粉で表現されている
味わいひとことメモ
- そのままでも美しい和菓子だが、お月さまの上部から光(特に自然光)が入ると、お月さまが金色~琥珀色に輝き、なんとも言えない美しさに!
- 満月の日に味わうことができたら最高にすてき
- 月の見えない日に、月を想いながら味わうのも風情があっていいなぁ、と思える和菓子
- 夜空は、黒糖とラム酒の味の羊羹で、ふっくらとした奥行きを感じる
- お月さまは梅の羊羹で、酸味を感じられ、黒糖とラム酒羊羹との味のコントラストがすてき
- 佐藤屋さんのお酒をつかった和菓子は、お酒の香りや風味をしっかり感じられるのに、アルコールを感じないので、お酒が苦手なひとも一緒に楽しめる(実際に楽しめた)のがよいと思う
季節は?
- 限定和菓子
- 実際に購入した時期: 2019年6月 玉川高島屋 若き匠たちの挑戦(通称ワカタク)/ 2019年6月 サー・トーマスリプトン銀座の講座にて
とても美味しくいただきました。
乃し梅本舗 佐藤屋 さんの和菓子を五感で味わってみませんか
乃し梅本舗 佐藤屋さんのこと
- 創業:文政4年(1821年)創業
- 梅の実のひとこと紹介:はじめはお薬屋さん。お薬を買いに来る人に御菓子を出すようになったのがはじまりだそうで、山形県を代表する銘菓である「乃し梅」の 最も古い製造記録 をもつ1軒。現在、山形県山形市に本店と支店、販売店を複数構えていらっしゃいます。モットーは「和菓子をちょっと自由に」。目指すスタイルは「新しい老舗」だそうです。老舗の味を守りつつ、これからも進化をし続けるだろう、ずっと注目したいお店
- おすすめ銘菓:「乃し梅」「りぶれ」など
- 乃し梅本舗 佐藤屋さんの和菓子が買える場所:乃し梅本舗 佐藤屋さんの店舗のほか、一部の和菓子は乃し梅本舗 佐藤屋さんのオンラインショップ、一部百貨店にて定期/不定期/曜日限定/期間限定などでお取扱いがあります。ご利用の際はご確認ください
- お店の場所(本店): 山形県山形市十日町3-10-36(最寄駅:山形駅)
Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”.
This “WAGASHI” name is “TSUKI-KAGE”.
It was created to the image of “The moonlight” by the “WAGASHI” maker “NOSHIUME-HONPO-SATO-YA” in Yamagata Japan. I think this “WAGASHI” is fantastic!
毎日が和菓子日和!