2019-08-27

富山・高岡 不破福寿堂さん | 磯すずめ(季節の和菓子)

毎日が和菓子日和 | 富山・高岡 不破福寿堂 | 磯すずめ
富山・高岡 不破福寿堂 | 磯すずめ

こんにちは。和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。

今回は、富山県高岡市の「不破福寿堂(ふわふくじゅどう)」さんの
磯すずめ(季節の和菓子)」を紹介します。

誰もがおどろく和菓子

毎日が和菓子日和」では、原則として自分で買いに行き、味わって食べた和菓子を描き、記事にしています。例外として、自分で買いに行かなくとも和菓子関係の講座にて味わった和菓子は、記事の対象にしています。(ただし、当然ながら、資料やレシピなど、講師のかたの権利を侵害するような内容を載せることは致しません)

今回の「不破福寿堂」さんの「磯すずめ」は、高島屋全店の和菓子バイヤーの畑 主税さんが講師をつとめられている世界文化社・セブンアカデミーの「日本全国お取り寄せ和菓子の魅力」という講座にてご紹介いただいた和菓子です。

畑さんは、日本で一番、和菓子屋さんを訪ね歩き、和菓子を味わっているかただと思います。自らのご経験で得た深く広い知識や、和菓子や和菓子屋さんへの熱い想いにいつも感動します。また、和菓子の裾野を広げるべく、日々全国各地を奔走されている畑さんの活動や講座のすばらしさは、決して、ひとことでは言いあらわすことはできません。

磯すずめ」に関しても、なぜ貝殻の和菓子が「磯すずめ」という菓銘なのか、どのように作られた和菓子なのか等々、ここに書くことはできませんが、興味深いお話ばかりでした。普段なかなか出会うことの難しい和菓子に出会いたいかたには、おすすめの講座です。


不破福寿堂さんの 季節の和菓子「磯すずめ」

外観は?

  • 蛤(本物の貝)

中身は?

  • 錦玉羹(きんぎょくかん)の中に小豆

味わいひとことメモ

  • 蛤は、網状のネットに複数個入っている。何も言われずに受け取ったら本物の蛤だと思ってしまうでしょう!まさに驚きの和菓子です
  • 蛤を開けると、中にはつやつやした薄い琥珀色の寒天(錦玉羹)と小豆が!
  • つるんとした食感
  • すっきりとした甘み
  • 小豆がほっくりしている
  • 蛤の2枚組(バラバラにすると合わなくなる)をどのように保持して製造しているのか等、もっといろいろと知りたくなりました。いつもながら、現地の和菓子屋さんにも行ってみたくなりました

季節は?

  • (6月から8月まで)
  • 実際に味わった時期:7月中旬 / 世界文化社セブンアカデミー「日本全国お取り寄せ和菓子の魅力」/ 講師:高島屋和菓子バイヤー 畑主税さん

*手作りの和菓子のため、その時々の販売有無は、お店にてご確認ください

不破福寿堂さんの「季節の和菓子」を五感で味わってみませんか?

鹿の子餅本舗 不破福寿堂さん

明治22年(1889年)創業。代表銘菓は明治25年(1892年)に考案された鹿の子餅。
不破福寿堂さんの和菓子が買える場所:不破福寿堂さんの店頭ほか、一部の和菓子は不破福寿堂さんのオンラインショップ、東京、神奈川、千葉の高島屋の銘菓百選、富山県のアンテナショップ、富山県内のお土産処などでお取扱いがあります 。ご利用の際はご確認ください。
最寄駅:高岡駅
お店のホームページhttps://www.kanokomochi.co.jp/

Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”. This is a “WAGASHI” so called “Iso-Suzume”. This “WAGASHI” was made by “FUWA-FUKUJU-DOU” in Toyama Japan.

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