9月6日は「飴の日」
こんにちは。「毎日が和菓子日和」の和菓子ライフナビゲーター、デザイナーの梅の実です。
長野県松本市の老舗あめ店3店舗のご主人達が結成した「松本あめプロジェクト」の活動により、“9月6日は「飴の日」”と制定されました。2019年のことです。
なぜ、9月6日なのか?
「日本書紀」の「神武天皇記」の一説に、神武天皇が 9月6日 に飴をつくって奉納したといういわれがあることに因んでいるそうです。
「飴の日」には「松本あめさんぽ」
「飴の日」である9月6日の前後には、長野県松本市内で「松本あめさんぽ」が開催されます。
全国の2~30社余りの飴菓子が松本に集合するので、市内を巡りながら、飴と松本の魅力を愉しむことができます。(2019年はスタンプラリー、2020年はビンゴシート形式のイベント,、2021年は残念ながら中止です)
松本三ツ星とは
このページのイラスト「松本三ツ星」は、「松本あめプロジェクト」 を運営する、老舗あめ店3店舗の飴を食べ比べできるセットなのです!!
「松本三ツ星」の中には、地域の名産品である「りんご」を使用した板状の飴が入っています。 パリパリ、サクサクとした松本の飴をはじめて味わったときには、とても感動しました。
お店により見た目、食感、味わいなどの美味しさのポイントが少しずつ異なっていることがわかるので、とても愉しいです。
松本の老舗あめ店とは
どのお店も創業約170年~350年の老舗 (2020年現在)。各店で飴づくりの伝統を守りつつ、新しいチャレンジをなさっており、ご主人やお店のかたも気さくに飴のことを教えてくださいます。9月6日の「飴の日」以外でも、長野県(主に中信地域)では1月から2月にかけて各地で飴市がおこなわれます。
ぜひ、機会を見つけてお店を訪ねてみてください。
山屋御飴所
- 創業:寛文12年(1672年)
- お店の場所:長野県松本市大手2-1-5
- 最寄り駅:中央本線 松本駅(徒歩7分)
- おすすめ:板あめ、引ネキ飴など。飴づくりの体験ワークショップ
- 山屋御飴所ホームページ
飯田屋製菓(飯田屋飴店)
- 創業:寛政8年(1796年)
- お店の場所:長野県松本市大手2-4-2
- 最寄り駅:中央本線 松本駅(徒歩7分)
- おすすめ:美しいあめせんべい、まめ板など。お店はギャラリーも兼ねています
- 飯田屋製菓ホームページ
新橋屋飴店
- 創業:嘉永7年(1854年)
- お店の場所:長野県松本市新橋3-21
- 最寄り駅:大糸線 島内駅(徒歩11分)/ 中央本線松本駅から車で7分 / 徒歩30分
- おすすめ:砂糖の使われていない新橋飴、白玉など
- 新橋飴ホームページ
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