京都・祇園四条 小多福さん | おはぎ各種
こんにちは。 和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。
今回は、京都市東山区の「小多福(おたふく)」さんの「おはぎ」を紹介します。
女将さんのお人柄があふれる魅力的なおはぎ
秋の夕暮れのある日、カラフルなおはぎをもとめ、路地を迷いながら「小多福」さんに到着。
「小多福」さんののれんをくぐりドアをあけると、おはぎをカウンターで召し上がっているかたとおはぎを購入待ちのかたで、カウンター6~7席の店内がいっぱい。順番が来る前に完売してしまわないか、少しドキドキしながら、待つことにしました。
「小多福」さん は、女将さんが一人でおはぎをつくり、切り盛りしていらっしゃるお店。注文を受けるたびに、女将さんがおはぎの入った箱をあけると、ちらっと、カラフルなおはぎが見える。
順番が来たので、全種類のおはぎ(おはぎの全貌)を拝見することができた。あずき、きなこ、青のり、黒ごま、古代米、青梅、うめ、白あずき8種のうち、6種のおはぎを購入しました。
女将さんは、お隣のおはぎとの色合い(色の配置)などもも考えながら、ひとつひとつ 丁寧に箱につめてくれる。まるでかわいがって育てた子どもをお嫁やお婿に出すときのように…。
その様子からも、女将さんのおはぎへの愛情を感じました。
ぼたもち、おはぎの名称について
ぼたもち、おはぎは販売時期によって、商品名が変わる場合があります。(春:ぼたもち、秋:おはぎ など)また、お店によっては販売時期を問わず、名称を統一している場合もあります。「毎日が和菓子日和」では、実際に購入した時期の名称を記事のタイトルにしています。
小多福さんのおはぎ
外観と中身は?
このページのイラストの右上から時計回りに紹介
- 濃い目のピンク:うめのもち米、中はつぶあん
- 薄オレンジ(クリーム色):白あずき、 中は柚子の皮がはいった白あん
- 紫:つぶあん、中はもち米
- 黄緑:青梅のもち米、中はつぶあん
- 黒:ごま、中はもち米の中にさらにつぶあん
- 薄いピンク:古代米、中はつぶあん
味わいひとことメモ
- やわらかめのもち米。程よく突いて(つぶして)いる、少し塩気がある
- あんこは、少し甘じょっぱく仕立てている
- うめは、すっぱさが強め
- 青梅は、さわやかなすっぱさ
- ごまは、とても香ばしい
- 古代米は、プチプチした食感がおもしろい
- 白あずきの柚子しろあんがさわやかな味で一番気に入った
- 小さめなので、色々な種類を味わえるのもよいところ
- カラフルなので見た目も楽しく、手作りのやさしさを感じる味わい
季節は?
- 定番
- 実際に購入した時期:10月 / 小多福さんの店頭にて
*手作りの和菓子のため、その時々の販売有無は、お店にてご確認ください
とても美味しくいただきました。
小多福さんのおはぎを五感で味わってみませんか?
祇園 小多福さん
京都市東山にお店を構えている。女将さんが厳選してつくりあげた 8種のおはぎが自慢。抹茶やコーヒーとともにお店のカウンターでも味わうことができる
小多福さんの和菓子が買える場所:原則として 小多福さんの店頭
最寄駅:祇園四条駅
お店のホームページ: -
Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”. This is a “WAGASHI” so called “OHAGI”. This “WAGASHI” was made by the “WAGASH” shop “OTAFUKU” in Kyoto Japan.
毎日が和菓子日和!