2019-06-16

滋賀 しろ平老舗さん | きんかん大福

毎日が和菓子日和 | 滋賀・しろ平老舗 | きんかん大福
滋賀・しろ平老舗 | きんかん大福

こんにちは。 和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。

今回は、滋賀県愛知郡愛荘町 にお店を構えていらっしゃる、「しろ平老舗(しろへいろうほ)」さんの人気の和菓子「きんかん大福」を紹介します。

ふわ~っと金柑のすてきな後味が続く

しろ平老舗」さんの和菓子は、先日「湖上の虹(限定上生菓子)」を紹介しました。今回の「きんかん大福」はどんな和菓子でしょうか。

しろ平老舗」の「きんかん大福」は、ずっと食べたいと思っていたけれど、巡り会えていなかった和菓子。

2019年6月の「若き匠たちの挑戦(通称ワカタク、玉川高島屋にて開催)」 を、わたしよりひと足先に楽しんだ家族が買ってきてくれた。なんてすてきなお土産なんでしょう!

しろ平老舗 さんの「きんかん大福」

きんかん大福は、甘さ控えめの白あんと甘露煮した金柑(宮崎県産)の程よい苦味・酸味がマッチした不思議なおいしさ。
もち米は地元でとれた最高級の羽二重糯(はぶたえ)です。
宮崎県産金柑を使用し、柔らかくなりすぎないように工夫しています。

しろ平老舗さん きんかん大福 の紹介より引用

後日、玉川高島屋のワカタクに再訪問したところ、しろ平老舗さんの五代目のご主人 岩佐さんと店頭でお話しすることができました。

きんかん大福の感想「ふわ~っとした金柑の香りがよく後味がずっと続く!」をお伝えしたところ、”金柑のあく抜きをしっかりおこない、蜜漬けのときも漬けすぎて甘くなりすぎないようにつくっている”など、 大福になる前の金柑の仕込みにも手間暇がかかっていることなどを伺いました。だからこそ、こんなに美味しい「きんかん大福」が出来上がっているのですね。

2019年6月18日 追記 「毎日が和菓子日和」

外観は?

  • 幅 約4センチ、高さ 約2センチ
  • すべすべ、ふわふわ
  • 真っ白で半透明な生地(羽二重餅)、金柑の山吹色が透けて見える

中身は?

  • しろ餡で、蜜漬けの金柑を包んでいる

味わいひとことメモ

  • 包みをあけると、金柑のよい香りが広がってくる
  • 甘さ、酸味などのバランスのよい金柑の蜜漬けとしろ餡がぴったり
  • 金柑の香りがしばらく残り、後味がよい
  • 食後などにみんなで食べるためのお土産、デザートにもおすすめしたい
  • 「フルーツ(金柑)と和菓子(羽二重餅、餡)の良いとこどり」の和菓子

季節は?

  • 定番 (自然の素材を使用した商品のため、お求めの場合は、店舗やお取扱い店にご確認ください)
  • 実際に購入した時期:2019年6月 玉川高島屋 若き匠たちの挑戦(通称ワカタク)にて

家族で、とても美味しくいただきました。

しろ平老舗 さんの和菓子を五感で味わってみませんか

御菓子司 しろ平老舗 (しろへいろうほ)さん

慶応元年(1865年)創業 しろ平老舗さんお店のある 滋賀県愛知郡愛荘町は、彦根と近江八幡 の中間地点(琵琶湖を時計に見立てた場合はだいたい4時のあたり)にあります。昔は中山道65番目の愛知川(えちがわ)という宿場町でした。代表銘菓は 極上の材料でつくった最中「極上米どころ」、「きんかん大福 」のほか、琵琶湖や滋賀(近江)にちなんだ、地元の素材を活かしたオリジナルの和菓子などが多数あります。
しろ平老舗さんの和菓子が買える場所:しろ平老舗さんの店頭やオンラインショップほか、一部の和菓子は、高島屋など一部百貨店にて定期/不定期/曜日限定/期間限定などでお取扱いがあります。ご利用の際はご確認ください。
しろ平老舗さんのホームページはこちらhttp://www.shirohei.com/index.html

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