滋賀 たねやさん | 稚鮎(季節の和菓子)

こんにちは。 和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。
今回は、滋賀県近江八幡市に本部を置いている「たねや」さんの季節の和菓子「稚鮎(ちあゆ)」を紹介します。
ふわふわ、もっちり。
今年は、いろいろなお店で「若あゆ」の和菓子を食べています。同じような素材でつくられていても、それぞれのお店のこだわりの味わいで、デザインも個性豊かなのが楽しいのです。
「たねや」さんの「稚鮎」は、店頭にディスプレイとして置かれていた竹籠の中に、たくさん並べられていたのを見かけ、購入しました。
たねやさんの 季節の和菓子「稚鮎」
うすむらさきの藤の花がさくころ
たねやさん「稚鮎」に添付されていたしおりより引用
琵琶湖にそそぐ幾本もの川に
ちいさな沢山の鮎たちがいっせいに遡りはじめます。
勢いよくはね、流れを遡る若鮎
この沢山の鮎たちはあまり大きくならず、愛らしい稚鮎のまま、きらきら輝く夏を迎えます。
たねやさんホームページの「稚鮎」の説明より引用
外観は?
- 鮎の姿。
- 約12センチ
- 幅は他店より小さめだが、まるみを帯びていて厚みがある
- 2020年に味わった際は、尾と身の境目がシェイプされていて、スタイルがよくなっていた(デザイン変更なのか、個体差なのかは不明。ちょっとした変化に気づくことも、和菓子の愉しみのひとつです)

中身は?
- 求肥
味わいひとことメモ
- ふわふわとした生地
- もちもちとした弾力がありつつ、やわらかい求肥
- ほどよい甘味
- 焼き印で描かれた鮎の表情があどけなく、かわいらしい(小顔)
鮎(あゆ)の生息地
- 琵琶湖に注ぐ川、琵琶湖
季節は?
- 初夏、夏 *一部期間限定(2019年は5月8日から8月22日まで販売)
- 実際に購入した時期:2019年6月, 2020年7月 たねやさん店頭
とても美味しくいただきました。
たねやさんの和菓子を五感で味わってみませんか
たねやさん
明治5年(1872年)創業 滋賀県近江八幡市に本部を構え、滋賀県をはじめとする関西圏、東京、神奈川、愛知、福岡にお店や販売店を40店以上構えている。 代表銘菓は「ふくみ天平」や「たねや最中」などの最中や「末廣饅頭」。
たねやさんの和菓子が買える場所:たねやさんの各店舗店頭やオンラインショップ
たねやさんのホームページはこちら:https://taneya.jp/home/index.html
Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”.
This “WAGASHI” name is “Ayu”. Represents the “ayu” swims in the river, making in early summer. “Ayu” is a “WAGASHI” that wrap soft, translucent and sweet rice cake with sponge cake. This “WAGASHI” was made by the “WAGASHI” maker “TANEYA” in Shiga Japan.