2019-06-25

東京・豪徳寺 東肥軒さん | 水無月(季節の和菓子)

毎日が和菓子日和 | 東京世田谷豪徳寺・東肥軒 | 水無月(季節の和菓子)
東京世田谷豪徳寺・東肥軒 | 水無月(季節の和菓子)

こんにちは。 和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。

今回は、東京都世田谷区の「東肥軒(とうひけん)」さんの
季節の和菓子「水無月」を紹介します。

招き猫の和菓子で有名なお店の「水無月」

東肥軒」さんは、小田急線豪徳寺または世田谷線山下駅から徒歩3分ほど。山下商店街にお店を構えています。

お店に入ると「招き猫」をモチーフたくさんの和菓子がある。明るく丁寧な対応の女性が、和菓子の説明をしてくれた。

お店に行ったのは5月上旬だったが、すでに「水無月」があった。聞いてみると、「今年はまだ出し始めたばかり」とのこと。

季節先取りだけど食べてみよう。「水無月」といくつかの和菓子を買い求めて帰宅。(このページの「水無月」絵は、食べるときと逆の方向から見て描いています)

「水無月」のこと

個人的な話ですが、はじめて「水無月」を食べたのは15年ほど前の京都。「出町ふたば」さんで、豆餅と一緒に買いもとめました。その時は、背景などを知らずに食べてしまいました・・・。今思うと、もったいない。

最近では、都内でも見かけることが多くなりました。これも和菓子屋さんや百貨店などの和菓子売場、和菓子教室など、和菓子に関するかたがたのご尽力の賜物だと思います。

季節の移ろいにあわせて和菓子をいただく楽しさを知ってよかった。もっと味わいたい、そして、少しでも知らせたい !

わたしがこれまでに講座や本などで学んだ概要は以下の通りです。

  • 京都が発祥
  • 夏越の祓(なごしのはらえ)がおこなわれる6月30日に食べられる和菓子
  • 年の残り半分の無病息災を祈念
  • 赤い豆(小豆)が厄除けの意味がある
  • 氷をイメージした形(高価な氷を手に入れられない庶民の宮中へのあこがれなど)

色々なサイトや本でも説明がされています。ぜひ調べてみてくださいね。

東肥軒さんの 季節の和菓子「水無月」

外観は?

  • 二等辺三角形( 長辺6センチ、短辺4センチくらい)
  • 高さ1.5センチくらい

中身は?

  • 外郎(ういろう)の上に小豆

味わいひとことメモ

  • 外郎がもっちりして、しっかりした食感
  • 外郎の甘味が少ない分、小豆が甘め

季節は?

  • 初夏(~6月30日まで)
  • 実際に購入した時期:2019年 5月 / 豪徳寺の東肥軒さん店頭にて

とても美味しくいただきました。

東肥軒さんの「季節の和菓子」を五感で味わってみませんか?

和菓子の店 東肥軒さん

「東肥軒」は、初代が明治初期に、肥後の国より東(あずま)の国に移りしことにちなみ、命名され、明治十年に神田神保町に店を構えたそうです。そののれんを受け継ぎ、昭和34年に現在の地、世田谷区豪徳寺にて開業いたしました。

東肥軒さんのホームページより引用

明治10年(1877年)神保町に創業。昭和34年(1959年)に豪徳寺に移り、今に至る。招き猫発祥の地といわれる「豪徳寺」にちなみ、招き猫の最中やおまんじゅう、サブレなどをつくっていて、人気。
東肥軒さんの和菓子が買える場所:原則として 東肥軒さんの店頭
最寄駅:経堂駅、山下駅
東肥軒さんのホームページhttps://www.kurufuku.jp/

毎日が和菓子日和 | 東京世田谷豪徳寺・東肥軒
東京世田谷豪徳寺・東肥軒

Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”.
This “WAGASHI” name is “MINAZUKI”.

MINAZUKI” is lucky “WAGASHI”, eaten at the end of June in Kyoto Japan.the day is called “NAGOSHI NO HARAE“.
NAGOSHI NO HARAE” is a ceremony to drive away evil spirits and to pray for peace.

Many “WAGASHI” shop make Minazuki in June.
This “MINAZUKI” was made by the “WAGASHI” shop “TOUHI-KEN” in Tokyo Japan.

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