2019-06-30

京都 大極殿本舗さん | 若あゆ(季節の和菓子)

毎日が和菓子日和 | 大極殿本舗 | 若あゆ(季節の和菓子)
京都 大極殿本舗 | 若あゆ(季節の和菓子)

こんにちは。 和菓子ライフナビゲーターの梅の実です。

今回は、京都の「大極殿本舗(だいごくでんほんぽ)」さんの
季節の和菓子「若あゆ」を紹介します。

知る人ぞ知るカステラの名店がつくる、芳醇な味わいの若あゆ!

大極殿本舗」さんは、京都の烏丸からほど近いところに、本店を構えていらっしゃる和菓子屋さんです。

最近は、視覚的な美しさやインパクトが求められる傾向があるからか、「大極殿本舗」さんは「琥珀流し」のお店として紹介されることが多いように思います。

もちろん「琥珀流し」も素晴らしいのですが、「大極殿本舗」さんはカステラ、「春庭良(かすていら)」の名店でもあります。

この「若あゆ」は「大極殿本舗」さんがカステラの名店であることをしっかり主張していると思いました。

祇園祭限定の””の和菓子もあるそうなので、いつか出会いたいです。

大極殿本舗さんの 季節の和菓子「若鮎」

外観は?

  • 鮎の姿
  • 約15センチ、若あゆのなかでは大きめ
  • 鮎の顔に近い位置の生地に”ひだ”が入っていて、鮎のエラを表現している
  • 体にカーブ(反り)がある
  • きつね色(赤茶色)の焼き色

中身は?

  • 求肥

味わいひとことメモ

  • 袋を開けた瞬間に、甘くて香ばしい、とってもいいかおりが!
  • 外袋から鮎の姿は見えない。鮎を袋の外に出した第一印象は ”深海魚のようだなぁ…”(すみません!!)でした。しかし、改めて眺めると一生懸命に泳いで川を登っている、躍動感あふれる鮎の姿であることがわかる(とたんに愛おしくなる)
  • ふわふわ、しっとりの生地
  • やわらかく、とっても、のびーーーーる求肥

鮎(あゆ)の生息地

  • 桂川

季節は?

  • 初夏(販売期間は5月中旬前後から9月中旬だそうです)
  • 実際に購入した時期:2019年 6月上旬 / 新宿タカシマヤさんの銘菓百選にて購入

とても美味しくいただきました。

大極殿本舗さんの「和菓子」を五感で味わってみませんか?

京銘菓 大極殿本舗さん

明治18年(1885年)「山城屋」の屋号で創業。2代目が長崎で修業したことからカステラをつくるようになる。戦後に屋号を「大極殿本舗」と改め今に至る。 京都の烏丸からほど近いところに本店を構えている。「春庭良(かすていら)」や店名にもなっている「大極殿」が代表銘菓。また、レモンを使用した夏限定の「レースかん」、六角店に併設された甘味処「栖園(せいえん)」で味わえる季節ごとに蜜が変わる「琥珀流し」も大人気。2019年6月に本店がリニューアルされ、本店にも甘味処が併設されたそうなので、これからさらに楽しみです。
大極殿本舗さんの和菓子が買える場所:大極殿本舗さんの店頭のほか、一部の和菓子は一部百貨店にて定期/不定期/曜日限定/期間限定などでお取扱いがあります。ご利用の際はご確認ください。
最寄駅:烏丸駅(京都)

Please look at this page picture of Japanese sweets, “WAGASHI”.
This “WAGASHI” name is “Ayu“. Represents the “ayu” swims in the river, making in early summer. “Ayu” is a “WAGASHI” that wrap soft, translucent and sweet rice cake with sponge cake. This “WAGASHI” was made by the “WAGASHI” shop “DAIGOKUDEN” in Kyoto Japan.

毎日が和菓子日和!

関連記事
毎日が和菓子日和のこと
魅力を知る、もっと愉しむ
毎日が和菓子日和 | 和菓子の魅力を知る・もっと愉しむ | 和菓子イラストコラム